第17代 
同志社総長 大谷 實
第28代 
同志社大学長 八田 英二
同志社スポーツユニオン会長 
北村 光雄


  第17代 同志社総長  大谷 實
 この度の「同志社スポーツの歩み 1891−2000」の刊行、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。著者の獺口先生は、同志社大学の教員時代に、学生部長や体育会長など常に同志社スポーツに関る要職を歴任してこられ、ご退職後も同志社大学の体育・スポーツの振興に多大なご貢献を果 たしてこられました。まさに、この書を執筆・刊行されるのに最適の同志社人といえましょう。また、同志社スポーツユニオンおよび体育会関係者の方々のご尽力もあり、同志社スポーツの110年間の歴史を網羅したこの貴重な記録誌が刊行に至りましたことに対し、総長としてあらためて衷心より感謝申しあげるとともに、敬服するものであります。

 校祖新島は、自由、自治、自立の精神を涵養し、良心を手腕に運用する人物の育成を目的として同志社を設立いたしました。この精神は、同志社スポーツ関係者の間では、Fair play、Friendship、Fighting spiritの3Fとして具現化し、生き続けていると聞き及んでいます。

 ご承知のように、21世紀は、先行きが不透明で、誰もが多くの不安を抱えた船出となり、大学をとりまく環境も少子化の進行、国立大学の独立行政法人化と合併などまさに大競争時代に突入する感があります。

 このような時代に、同志社スポーツの3F精神に満ち溢れた本書が刊行されたことは、誠に有意義であり、同志社スポーツ界の新しい展望を開くものと期待します。

2001年11月


第28代 同志社大学長  八田 英二

 「同志社スポーツの歩み」の発刊を心からお慶び申しあげます。また、ご執筆の獺口先生をはじめ、発刊にあたりご尽力いただきましたスポーツユニオン、各部の関係者の皆様に深く敬意を表します。

 同志社は創立126周年を迎えました。新島襄先生は、創立以来一貫して良心教育を目指してこられ、当時スポーツ先進国でもあったアメリカで、スポーツを通 じた心身の鍛練の大切さを学び、教育における知育、徳育、体育の調和を理想とされました。混迷の時代、不確実性の時代に、一国の発展の礎は教育にあることをいみじくも校祖新島襄先生は看破されました。同志社スポーツは100年を超える長い歴史と伝統を誇っておりますが、時代は変わろうとも新島スピリッツは同志社スポーツにおいて連綿と受け継がれております。

 今回の同志社スポーツの集大成とでも言うべき本書の発刊はたいへん意義深いものです。

各部ともに輝かしい時代だけではなく苦難の時代をも経験し、それを乗り越え現在の隆盛へとつなげてこられました。長い歴史のなかで各部が築いてこられました数多くの輝かしい記録や戦績を同志社スポーツとしてまとめられた本書は、同志社スポーツの過去の歩みを21世紀においても感動をもって色あせることなく伝えてくれます。同志社人として皆様のご活躍は、大きな誇りとするところです。

 最後になりましたが、本書によって同志社スポーツに連なる人たちの親交がさらに深められますことを期待いたしますとともに、同志社スポーツの更なる発展、各部のご活躍をお祈り申しあげます。

2001年11月


同志社スポーツユニオン会長  北村 光雄

 同志社スポーツ110年の歩みを集大成した素晴らしい書が、獺口先生によって執筆されました。先生は戦前、同志社野球部のキャプテン、スラッガーとして六大学史上最強のチームと言われた同志社大学野球部の黄金時代を築き、戦後は請われて同志社大学の教員として正課体育を担任、野球部監督、部長を歴任されました。又、70年代の狂った学生運動で混乱した大学の学生部長としての大任も果 たされました。私達が心からの信頼と尊敬を寄せる獺口先生が80歳を超えられた今、愛する同志社、就中同志社スポーツの開学から激動の20世紀を、先生の同志社に対する使命、お仕事として心血を注がれての執筆となりました。先ずもって同志社スポーツ3万人の仲間達と心からの感謝と敬意を捧げるものであります。

 ここに完成された労作を一読して、この書こそ同志社スポーツの全体像を完全なまでに捉えた喜びの書であり、誇りの書であると確信いたします。同志社スポーツユニオンの仲間たちには座右の書として、21世紀に学ぶ同志社スポーツ人には必読の書として活かされることを願うものであります。この書に言うキリスト教の理念と同志社スポーツの信条である3つのF、即ちフェアープレー、フレンドシップ、ファイティングスピリットは何時の時代にも通 用する永遠の命題であります。

 「同志社スポーツの歩み」の上梓にあたり、重ねて獺口先生の情熱とこれを支え、ご協力いただいた編集委員、各部OB会長、監督、大学関係者に心よりお礼を申し上げるものであります。

 同志社スポーツは永遠であり、誰からも愛され親しまれる存在であることを祈ってお礼の言葉と致します。

2001年11月



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