このコンテンツでは、同志社スポーツの注目のクラブにスポットをあてて特集していきます。
毎月定期更新を予定しています。
 
  走者同士の息を合わせ、いかにスピードを殺さずに次の走者にタッチを繋げられるかが鍵となる。黒森俊希(主将)

一年を通しての活動内容や、普段の練習内容を教えてください。

スピードスケートはウインタースポーツですので活動の中心は冬場になります。
オフシーズン(夏場)は氷上練習よりも基礎体力の向上を目的とした陸上トレーニングが中心となります。氷上練習はシーズンに向けてフォームを固めるためにフォーム中心で長距離の練習が主体となります。また氷上練習のほかに他大学、他府県と合同で合宿を組んでいます。合宿では普段一緒に練習しない他府県の選手と合同で練習する事によって普段どのような練習に取り組んでいるのか確認し、他府県の選手と競い合う事によってシーズンへ向けてモチベーションを高める事ができます。陸上トレーニングは主に京田辺校地、氷上練習、合宿は滋賀県立アイスアリーナや関西大学、長野県にある岡谷市やまびこ国際スケートセンターで行っています。

シーズン中(冬場)はオフシーズンと変わって氷上練習が中心となります。氷上練習は京都アクアリーナで週3回程あり、夏場と同じように他大学(立命館大学、京都大学、京都産業大学)と合同で行っています。シーズンに入ると本格的に試合が始まりますので氷上練習も試合を意識した実戦的な練習が多くなり、オフシーズンでのフォーム中心の練習と変わって短距離や加速走、リレーが主体となります。各試合に向けて各々の目標を明確にし、その目標を達成するには何が足りないか分析して練習に励んでいます。

競技について教えてください。また競技の魅力は何ですか?

スピードスケートには400mリンクで行うアウトトラック(ロングトラック)と1周111.12mのリンクで行うショートトラックの二種類が存在します。その中で私たちは主に後者のショートトラックを中心に活動しています。
ショートトラックとは4〜8人の選手が同時に競技しその順位によって勝負が決まります。つまりゴール時のタイムよりもゴールした時の順位のほうが優先されるので試合に競輪のような駆け引きが生まれます。後続の走者は後ろでじっと息をひそめ、いつ、どこで勝負を仕掛けて先頭に出るか、また先頭の走者は他者の思考を予測し、後ろの走者が仕掛けてくる気配をすばやく察知して、いかに他の走者を抑えつつゴールできるかが鍵となります。

種目距離には主に500m、1000m、1500m、3000mの4種類があり、長距離になるにつれてこの駆け引きが重要となってきます。ショートトラックの一番の魅力はやはりこの駆け引きだと思います。
また個人種目の他にも団体種目のリレーがあり、大会ではこのリレーが総合順位に大きく関わってきます。ショートトラックのリレーは陸上やアウトトラックのようにバトンで中継を取る方法ではなく、走者の前に入ってきた次の走者の腰を手で押すことで中継を取ります。これは走者同士の息を合わせ、いかにスピードを殺さずに次の走者にタッチを繋げられるかが鍵となります。このリレーも大きな魅力の一つです。

アウトトラックとは主に2人の選手が同時に競技するダブルトラック方式を採用しており一般的に認知されているのはこちらの種目だと思います。アウトトラックはショートトラックとは違いゴール時のタイムによって勝敗が分かれます。私たちの部では年に一度、年末に行われる関西学生氷上競技選手権大会スピードスケート競技に参加しており、その大会に向けた合宿を長野県や岐阜県で行っています。

どういったクラブ作りを心がけていますか?今後のクラブとしての目標を聞かせてください。

歴代の先輩方が培ってこられた文武両道の伝統を守りつつ、個人の考えを尊重し合えるようなクラブ作りを心がけています。

今後のクラブの目標としては関西学生ショートトラックスピードスケート競技会において入賞を目指します。また、これからも京都府の代表校として京都府を引っ張っていきたいと思います。
 
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